このようなニュースを目にしましたので、抄訳をシェアいたします。

2015年6月27日 北京新浪網
「スペイン在住の中国人女性、ミス・コミュニケーションで子宮を摘出される」

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スペインに居住する40代の趙さん(仮名)が体調不良を覚えて病院を受診したところ、子宮に腫瘍が見つかったが、検査の結果良性であることがわかった。

スペイン居住歴も長く、就労もしている趙さんは言葉ができないわけではない。そのため良性腫瘍であることがわかってからはそれほど心配することもなく、腫瘍の部分だけを切除してもらえばいいと考えていた。

趙さんにはスペインで育った子供がいる。趙さん夫婦よりも流暢にスペイン語を操るが、10代の子供には難しい内容であり、心配をかけたくもないという理由で、趙さんは一人で病院を受診し、医療通訳も帯同しなかった。

しかし、医師が専門用語ばかり使って説明をしたため、趙さんはその意味を完全に理解することができず、良性腫瘍だけを切除してくれるものだと思い込んでしまった。医師からの質問に対しても、「はい」と答えるだけで、よくわからないままサインをしてしまったのだという。

実は、趙さんのような患者に対し、スペインの病院では2種類の治療法が適用される。1つは、良性腫瘍だけを切除するというもの。もう1つは、再発を防ぐために子宮を摘出してしまうというものだ。

術後、体調が思わしくなく、生理も来ないため、病院に相談に行ったところ、医師から「子宮を摘出したためだ」と言われ、仰天した趙さんが言葉のよくできる友人に付き添ってもらい説明を受けたところ、自分の子宮が失われていることがわかった。

趙さんは病院の責任を追及したかったが、自分でサインをしてしまったため泣き寝入りせざるをえなかった。スペインでは2年前にも言語の問題で男性が誤って扁桃腺を切除されてしまうというトラブルが起こっているという。

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現地での居住歴が長く、日常会話は流暢にこなせる分、本人も医師も誤解は生じていないと思い込んでしまった例だと思います。

この患者さんにはスペイン語を流暢に操るお子さんがいたということで、子供を通訳に使うという選択肢もあったことがほのめかされていますが、知識面、精神面でも子供に親の通訳をさせることは望ましくありません。

記事原文はこちら

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講師の岡本悠馬は鍼灸師です。
神戸市中央区の鍼灸専門治療院・南天はり灸治療院
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