外国語は、初級のうちは教科書を使って体系的なカリキュラムにしたがって勉強していく方が効率がいいのですが、ある程度の水準になってくると、勉強の仕方は自分の好みで選んでもよいと思います。

参考書ばかり使った勉強だと、どうしても味気なくなりがちなので、映画や小説などの物語を通して学習することで、楽しく勉強することができます。

物語作品は、読み手の感情が触発されますので、さらに印象が強くなり、ある表現が出てきた場面が記憶に残りやすくなるという利点があります。

わたしは原書と訳書を並行して読む、という方法をおすすめしています。

そのなかでも、絵本は筋書きがシンプルで、優れた作品が多いジャンルなので、中国に行ったときには必ず絵本もチェックするようにしています。

日本を代表する絵本作家の五味太郎の作品に『言葉図鑑』というものがあります。

kotobazukan

これは、「図鑑」というタイトルのとおり、いろいろな言葉がかわいい絵とともにぎっしりと描かれている本で、ずっと眺めていても飽きません。

シリーズになっていて、それぞれ「うごきのことば」「なまえのことば」「かざることば」などのテーマに沿った言葉が収録されています。

IMG_6539

この本は中国でも《语言图鉴》というタイトルで翻訳出版されていて、シリーズ10冊全部ではありませんが、セットで販売されています。

yuyantujian

この本を日本語・中国語でそれぞれ用意すると、比べながら読んでいくことができます。

IMG_6538

IMG_6540

IMG_6541

「みつける」は“发现”。

「たずねる」は“询问”。

「さす」は“指路”という訳語があてられていますが、道案内をしている場面なので、具体的な“路”という目的語が必要だということがわかります。

五味太郎にかぎらず、日本人作家の絵本はたくさん翻訳されていますので、あなたのお気に入りの作品も中国語版がみつかるかもしれません。

わたしは『100万回生きたねこ』を日本語・中国語・ロシア語で持っています。

IMG_6542

ロシア語もできるようになりたいな。

 

 

日本語・英語・ポルトガル語・スペイン語版は日本でも出版されています。

 

こちらのエッセイもおすすめです。「自由」とはこういう人のことを言うのだ。

にほんブログ村に参加しました。
よろしければ応援クリックお願いします。役に立つ記事を執筆する励みになります。
にほんブログ村 外国語ブログ 中国語へ
にほんブログ村
———-
 
講師の岡本悠馬は鍼灸師です。
神戸市中央区の鍼灸専門治療院・南天はり灸治療院
logo31