勉強を進めていると、教科書や参考書の説明だけでは腑に落ちない点がいくつも出てきます。

つい、気軽に先生や中国人に質問をしてしまいたくなりますが、その前に自分で調べられるだけのことを調べておくのが学習者としてのマナーというもの。

答える側にしても、とっさに明確な答えをくれるわけではありません。

調べるのには時間もかかりますし、その場しのぎで不正確なことを答えてしまうかもしれません。

何よりも、調べるという過程そのものが学習の醍醐味であるということもあります。

 

言葉についての素朴な疑問というのは次から次へと浮かんでくるものですが、学習者が抱きがちな疑問について、Q&A形式で解説してくれている本があります。

それが、今日紹介する『中国語入門Q&A』『中国語学習Q&A』『中国語教室Q&A』の3冊です。

 


 

あなたは下の質問に答えられるでしょうか?

 

“一些人”と“几个人”はどう違うのか?

“左右”、“上下”、“前后”はどう使い分けるのか?

「この春」を“这个春天”と言えないのはなぜか?

 

相原茂先生、木村英樹先生、杉村博文先生ら、日本の中国語学会で一時代を築いた先生たちが、明快で示唆に富む解答をしてくれていて、まるで講義を受けているような雰囲気を味わえます。

『入門』、『学習』、『教室』と、シリーズを重ねるごとに質問も高度になっていきますので、読むのにもエネルギーが必要になってきます。

今回3冊まとめて紹介したのは、3冊目の『中国語教室Q&A』にはシリーズ3冊をあわせた総索引(日本語・中国語の両方で検索可能)がついているからです。

ぜひ、3冊まとめて手元に置いておくことをおすすめします。

疑問がよぎったとき、自分が教える立場に立ったときにこの本を開けば、いつでも素晴らしい先生たちが味方についてくれるような気がしてきます。

 

このQ&Aが連載されていた雑誌『中国語』もずいぶん前に休刊となってしまいました。

この雑誌は誌上朗読コンテストを開催していて、朗読テープを送付して応募するしくみになっていました。

当時わたしも応募して、1次審査だけなんとか通過した記憶があります。

学生のころはいくつかスピーチコンテストにも出たのですが、あの頃はまだまだ下手くそで、なかなか入賞できなくて悔しかったですね…

でも、中途半端に勝っていたら、自分の性格ですからきっと慢心していたでしょう。

いまは、たくさん悔しい思いをしておいてよかったなと思っています。

 

ネット社会になって調べ物は便利かつタダで済むようになりましたが、ネット界は玉石混交がはなはだしく、これだけ読み応えのある記事を探すのは大変な一苦労です。

音声の入手にも、ネイティブとの交流にも便利な時代に生きることができ、もはや過去には戻ることができませんが、限られた情報をわくわくしながら待っていた当時の熱心な読者の心境が少しうらやましくも思えてしまいます。

ときどき、大学図書館の書庫に入ってバックナンバーを読んだりしています。

 

わたしが自信をもっておすすめする本の一覧はこちらからどうぞ

———-
このブログではすべて自腹で購入して読破した本”だけ”を紹介しています。
これからも役に立つ記事を執筆するため、ぜひ応援クリックをお願いします!
にほんブログ村 外国語ブログ 中国語へ
にほんブログ村
———-

 

講師の岡本悠馬は鍼灸師です。

痛みの症状はもちろん、病院で治らない「めまい・立ちくらみ」「眼科疾患」などの治療を得意としています。

神戸市中央区の鍼灸専門治療院・南天はり灸治療院
logo31