昨日、東京と関西で中国語原書会を主催されているAyumiさんと天天さんによる、「二人会」に参加してきました。
「原書会」というのは、参加者同士がそれぞれのおすすめ書籍を持ち寄り、その魅力を存分に語り合うという会のことです。
皆で本を紹介し合うというこの原書会のやり方は、自分の興味の幅や視野を広げることができ、素晴らしい試みだと思います。いつか参加してみたい!
以前からお二人のブログは拝見していて、ほんとうに熱心に勉強しているなあと思っていたのですが、このたびAyumiさんが大阪に来られるということで、せっかくの機会だと思ってお邪魔することにしました。
お二人のプロフィール(かなり詳しい)や年表を配布したり、進め方が非常によく考えられていると思いました。
年齢までばっちり書かれていて、何歳のときにこんなことがあった等々、それぞれのライフイベントに絡めて中国語とのおつきあいを紹介されていました。
年齢を明記されていたのは、参加者のみなさん(8割くらいは女性でした)が自分の参考にできるよう配慮されてのことだったのではないかと思います。
日本はまだまだ男性中心の社会ですし、女性は妊娠、出産という役割を担っている分、年齢ごとのステージで何をするか、家庭と仕事のバランスをどう取るかという点に大きな関心が向くのではないかと思います(質疑応答の際に時間管理についての質問もありましたし)。
今回お話を聞いて、改めてチャンスというものは準備している人のもとに舞い降りるものだということがよくわかりました。
「自分にできない仕事はやってこない」とおっしゃられていましたが、本当にそのとおりです。
(わたしはけっこうAyumiさんに似ているところがあると感じました。任されたのならできるだろうと思って未経験の仕事でも積極的に引き受けています。そしてそれでなんとかなっています)
周りの人は、意外なほどに自分のことをよく見てくれています。能力もそうですが、人間性など全部含めて、「この人になら任せられる」と思わなければ仕事は渡せません。
そして、人に任せてもらえる自分をつくるのは、やはり普段からの地道な勉強と、人間関係の構築でしょう。
そういった意味ではお二人がやっておられることには、何一つ突飛なものはありませんでした。逆境にあっても、地面を這いずるようなことがあっても、泥くさく、今、できることをするだけです。
会では、ブログに書かれていない個人的な経歴や勉強の仕方、仕事を得てきた経緯、さらに収入に至るまで本当に赤裸々に語ってくださいました。参加者に少しでも多くのものを持ち帰ってほしいという気持ちがなければこんなことはできないでしょう。
そして、そういった「与える気持ち」があるからこそ、会場がいっぱいになるくらいの人が集まるのだろうと思いました。
天天さん、Ayumiさん、本当にありがとうございました。
Ayumiさんの「Ayumi Chinese Book Cafe」
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講師の岡本悠馬は鍼灸師です。
痛みの症状はもちろん、病院で治らない「めまい・立ちくらみ」「眼科疾患」などの治療を得意としています。