ビロウ(漢字で書くと「尾籠」)な話で恐縮ですが、わたしは自宅や自分の治療院ではトイレの「小」は座ってしています。

そんな告白は聞きたくもないでしょうが、まあせっかくブログに来たのですから、理由を聞いてから帰ってくださいな。

女性にはよくわからない感覚かもしれませんが、男子業界では、洋式トイレで座って小をすることに抵抗を覚える業界関係者(つまり男性)が少なくありません。

「そんな女みたいなことができるか!」

「時間がかかってしゃあないわ!」

という風に考える人も多いのです。女性には理解不能のことかもしれませんが、なぜか「負けた気がする」「プライドが傷つく気がする」という思いもよぎったりします。男ってくだらない生き物ですね。

かくいうわたしもそう思っていた人間の一人で、「そんな女みたいなことができるか!」とまではいかないものの、ずっと昔から「小」は立ってするもの、という習慣がついてしまっていたため、座ってすることには抵抗もありましたし、何よりズボンを下げることが面倒でした。

 

そのわたしがなぜそんなことをしているかというと、小をしている間に短文を1つ覚えられるからです。

いまやっているのはこの『ナースのための病院英会話』(野田小枝子/シナジー)という会話テキストです。

 

 

方法はいたって簡単。まず、便座に腰を下ろします。(もちろんズボンは下ろしてますよ!そのあたりちゃんと補いながら読んでくださいね)

手元に置いている箱に立ててある会話のテキストを開きます。いま読んでいるページに鉛筆をはさんでいるので、パッと開くことができます。

そして、排尿しながら当該の文を音読します。

他に目移りするもののない空間と時間ですので、集中していれば30秒かからずに1文覚えることができてしまいます。

覚えたらその文の後ろにチェックマークを入れて、箱に戻します。

時間に余裕があるときは、前にやった文を復習したりしています。

スムーズにいけば1分かからない時間のうちに、1つ知識を入れることができます。

↑こんな感じです

たかだか1文だとあなどるなかれ。

みなさん、家で1日に何回トイレにいきますか?

「大」も含めれば、3〜5回は行くのではないですか?

その1回に1つずつ文を覚えたら、1年間でいくつになると思いますか?

少なく見積もっても1000くらいにはなるはずです。「大」のときには2つ覚える、というルールにすれば、さらにその数は増えます。

 

昔から、ものを考えるのに適した場所は、馬上(ばじょう)・枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)の「三上」だと言われてきました。移動中、寝る前、トイレ、の3か所です。

これは要するに邪魔が入りにくくて集中しやすい環境だということです。

外国語の学習に欠かせない暗唱という作業も、こうしたスキマ時間でちょっとずつ積み重ねていくと、後から大きな差になってきます。

みなさんも、この「厠上一文暗唱法」をお試しください。

スマホなんかさわってる場合ではないですよ!