「〜は…よりも―だ」と、何かと何かを比べるときの表現を学びます。

中国語の比較文の作り方はとても簡単です。

“比”で比べる

まず、「私は弟より背が高い」という文を、少しずつ作ってみましょう。

比較文を作るには、“比 bǐ”を使います。そのままですね。

「私 ”我”」と「弟 ”弟弟”」を比べるので、こうなります。

 

弟弟…

wǒ bǐ dìdi……

(私は弟と比べると…)

 

そして、「背が高い」は中国語では“高gāo”だけで表現できてしまいます。

「私は弟と比べると、背が高い」という具合に文を組み立てます。

 

我比弟弟

Wǒ bǐ dìdi gāo.

(私は弟と比べると、背が高い。

→ 私は弟より背が高い。

 

語順のしくみをまとめると、こうなります。

 

主語 “比” 比べる相手 形容詞/動詞
弟弟

 

いくつか例文を見てみましょう。

 

今天比昨天热。

Jīntiān bǐ zuótiān rè.

(今日は昨日より熱い。)

 

飞机比新干线快。

Fēijī bǐ Xīngànxiàn kuài.

(飛行機は新幹線より速い。)

 

“还”、“更”で、「もっと」、「さらに」意味が強くなる

「発音の方が文法よりもっと難しいよ」という風に、程度がはなはだしいことを伝えたいときがありますよね。

中国語にも「もっと」に相当する表現があります。

それが“还hái”と“更gèng”です。

 

发音比语法难。

Fāyīn bǐ yǔfǎ hái nán.

(発音の方が文法よりもっと難しい。)

 

他家比我家大。

Tā jiā bǐ wǒ jiā gèng dà.

(彼の家は私の家よりさらに大きい。)

 

それでは、練習問題を解いてみましょう。

 

練習問題

次の語を、日本語の意味に合うように正しい順に並べ、発音しなさい。

(1)九州(Jiǔzhōu),冷(lěng),比,北海道(Běihǎidào)

冷:寒い

(北海道は九州より寒い。)

 

(2)书,本,书,贵,比,这,本,那

贵guì:高い

(この本はあの本より高い。)

 

(3)比,远(yuǎn),便利店(biànlìdiàn),超市(chàoshì),还

远:遠い

(スーパーはコンビニよりもっと遠い。)

 

(4)大阪(Dàbǎn),小(xiǎo),比,更,东京(Dōngjīng)

小:小さい

(大阪は東京よりさらに小さい)

(解答はページ最下段です)

 

いかがだったでしょうか?

英語だと、語の形が変わったり、”than”をつけたりと、さまざまな操作が必要で「難しいなあ」と思った記憶があります。

中国語はとてもシンプルなので、比較文を作るのもそう難しくありません。

次回は、比較した「差」について述べる文の作り方を説明します。

 

ご質問、ご意見、間違いの指摘などはコメント欄やお問い合わせフォームからお願いします。

 

中国語文法を基礎から体系的に学ぶにあたっては、この本をおすすめします。

 

練習問題の解答

(1)北海道比九州冷。

(2)这本书比那本书贵。

(3)超市比便利店还远。

(4)大阪比东京更小。

 

関連項目

比較1 “比”の使い方(現在地)

比較2 「差がつく」“比”の使い方 

比較3 比較の文の否定
 
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