南天中国語ラボ|「発音+暗唱」でゆるぎない基礎をつくる中国語講座

「発音+暗唱」の地道な継続によって中国語を生涯楽しむための学習を提唱しています。「中国の国語教科書暗唱講座」を開催中

Year: 2017年

はみがき模型で発音指導!

4月です。 出講先の大学でも、新入生が入り、まっさらな気持ちで中国語に触れる学生との出会いがありました。 この時期は、新しい外国語に触れる学生たちのキラキラした眼差しがまぶしくて、はりきってしまいます。 中国語の入門とい […]

会話と読解の両方が学べる―『日本人が知りたい 中国人の当たり前』

最初のテキストを終えて、文法事項をひととおり学習した生徒さんの授業で使っているテキストを紹介します。 『日本人が知りたい 中国人の当たり前』(林松濤、王怡韡、舩山明音 著、三修社)という本です。 三修社からシリーズで出て […]

書名はヘンだが役に立つ―『はじめての人の中国語 海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』

今回紹介する参考書は、以前に紹介した『漢語からみえる世界と世間』の著者である中川正之先生の編んだテキスト、『はじめての人の中国語 海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』です。 「はじめての人の中国語」はともかく、「海岸通 […]

中国語を勉強していてよかった

中国語を勉強していてよかった。 中国語を勉強していなかったら、流されやすいわたしは、実際の中国人を知ることもなく、メディアが流す一方的な中国情報を真に受けて「中国むかつく」とか思っていただろう。「中国なんて絶対行かねえ」 […]

タイマーを使って10分音読

いろいろな勉強の仕方があるなかで、わたしが一番好きなのはなんといっても音読です。 教科書でも、小説でも、辞書の例文でも、ニュースでも、ジャンルを問わず音読します。 ただ、普段の仕事もあるので音読ばかりしているわけにもいき […]

豚おじさんのジレンマ

わたしの甥っ子は、まだ言葉が上手く話せなくて「か行」がすべて「た行」で発音される。 「ゆうまくん!」と呼んでいるつもりが、 「ゆうまとぅん!」となっている。 かわいらしくて良い。 いつまでも「ゆうまとぅん!」と呼んでほし […]

「友達」の教師は見守る

FBを覗いていると、昨年度まで第二外国語の授業を担当していた学生が、台湾に行っていることがわかりました。 何かの学習プログラムに参加しているのでしょうか。よくわからない。 「友達」にはなっていますがあえてたずねるのも野暮 […]

皆が本を読まないのはチャンス

「人々が本を読まなくなった」 「出版業界の危機」 「電車内はスマホを使う人ばかり」 そんな嘆きの言葉が聞かれるようになって、ずいぶん経ちます。 ぼくが学生の頃から(もしかしたらもっと昔から)同じことが叫ばれていました。( […]

絵本で学ぶ中国語 ― 五味太郎の『言葉図鑑』

外国語は、初級のうちは教科書を使って体系的なカリキュラムにしたがって勉強していく方が効率がいいのですが、ある程度の水準になってくると、勉強の仕方は自分の好みで選んでもよいと思います。 参考書ばかり使った勉強だと、どうして […]

日本語の重力圏を抜け出す方法―『漢語からみえる世界と世間―日本語と中国語はどこでずれるか』

ある程度のレベルまで中国語を学習し、そこから抜け出せない「さまよえる中級者」を脱するのに必要なことは、 自分の母語である日本語と、対象言語である中国語はどこでどうズレているのか、を理解することだと考えています。(中国語に […]

映画紹介―グォさんの仮装大賞/飞越老人院(2012)

張揚(チャン・ヤン)監督の『グォさんの仮装大賞』(原題:《飞越老人院》)という映画を紹介します。 グォさん(老葛)という老人。なかば厄介払いのような扱いを受け、住む家を義理の息子に譲った。 実の息子とも仲が悪く、天涯孤独 […]

中国語方言学習のすすめ

中国語をやっていると、よく「北京語ですか?広東語ですか?」と訊かれます。 どうやら、中国語とあまり縁のない人にも、広東語というのはすごく有名な言葉のようです。 ちなみに、中国語の標準語は、「普通話 (普通话 Pǔtōng […]

映画紹介―妻への家路/归来(2014)

張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『妻への家路』(原題《归来》)という映画をを紹介します。 主演は、張芸謀監督作品の看板女優だった鞏俐(巩俐 Gǒng Lì、コン・リー)です。 多くの人がそうであるように、私も初めて観た中 […]