中国語独学サポートでは、月に1回スカイプを使った面談を行い、学習状況の確認・軌道修正、発音の矯正、質疑応答などを行っています。
このうち「軌道修正」というのがとても大切で、一度学習計画を立てても、仕事や家庭の事情などで勉強に使える時間やモチベーションは頻繁に変わってしまいます。
「初志貫徹」、「一念岩をも通す」ができれば一番いいのですが、そんなことができる人は多くはありません。
誰もが迷いますし、勉強したくなくなることがありますし、飽きてきます。わたしもそうです。
仕事がとても忙しい方がいます。学習も停滞気味。でも、中国語は必要。
悩む。
「勉強時間はどのくらい取れますか?」という質問をしてみたところ、「がんばって30分」とのこと。
かなり厳しい状況です。欲を言えば1時間くらいはしてほしい。
おそらく30分も厳しいところでしょう。
「がんばって」こなしてしまうときっとどこかで息切れしまうと思ったので、いっそのこと最少の勉強時間から始めてもらうことにしました。
仕事が忙しくて時間がない受講生。「40秒で読み終わるテキストを1日1回音読する」というところから始めてもらうことにした。「1日40秒」をノルマにして、ひとまず「学習が苦しい」状態を脱してもらうところから再スタート。#中国語独学サポート
— 岡本悠馬 (@yuma_okamoto) 2018年1月13日
1日に40秒の空き時間が取れない人はいません。
週刊少年ジャンプに連載している漫画家でも、総理大臣でも、40秒くらいの勉強時間は取れるはずです。
ここからスタートしてもらいます。もちろん、1回以上音読してもらうことが狙いなのですが、一番苦しいのが、1回目に取り組むことです。これさえクリアできてしまえば、「もうちょっとやってみようかな」という気になってくるものです。そして、それを継続するための仕組みも作りました。
“不怕慢,只怕站”(歩みが遅いことよりも、立ち止まってしまうことの方が問題だ)という言葉があります。
まず、少しずつでもいいから習慣をつくること。
どれだけ忙しくてもかまいません。1日40秒から始めましょう。
「中国語が上手くなりたい」という志をもつ人を、わたしは見捨てません。