【追記】現在、日本のApp Storeから中国版の喜马拉雅がダウンロードできなくなっているようです。
以下の記事はすでに中国版のアプリをダウンロード済みの方のみ使える機能の紹介になります。(国際版のアプリ「himalaya」では“AI文稿”が使えません)
通勤中の聞き流しに“喜马拉雅”
最近は通勤時間にもっぱら喜马拉雅のアプリで中国の番組(ポッドキャスト的なやつ)を聴いています。
近頃ハマっているのは、《原来是这样?!》という“科普”(科学教育)番組です。解説役の人と聞き役の女性が対話形式で進行する番組なので、相づちの打ち方や会話のテンポなども感じることができ、とても勉強になります。掛け合いによる漫才的なおもしろさもありますしね。
話し手が一人の番組もありますが、対話形式の方が聴いていて退屈しません。
オーディオブックは話についていけなくなる
わたしがちょっと苦手なのは、いわゆるオーディオブックです。本を朗読しくれるものですが、話し言葉とは違って文章に無駄がなく、当然のことながら「えー」や「そのー」といったつなぎ言葉もありません。
あまりにもスムーズに、淀みなく話が進んでいくので、集中して聴く必要があります。
わたしは自動車通勤をしているので、当然のことながらあまり音声にばかり気を取られているわけにはいきません。
日本語のオーディオブックでも途中から話がわからなくなってくるというのに、中国語だとなおのことわからなくなります。
というわけで、オーディオブック系の音声を運転中に聴くことはあきらめました。繰り返しがあったり言いよどみがあったり、空白があったり、適度に話に無駄がある方が、「ながら聞き」がしやすいのです。
AI文稿が超優秀
喜马拉雅を聴くときにスマホの画面を見ることがほとんどなかったので、今まで気づかなかったのですが、番組の中には“AI文稿”といって、音声を自動で文字起こししてくれる機能があります。
ところどころおかしなところもありますが、かなり高い精度で文字起こしされています。さらに、カラオケのように文字の色が変わるので、今どこを話しているのかが一目瞭然です。
これなら聴いてわからない言葉も視覚で確認できます。中国語学習者にとっては嬉しい機能です。
ニュース番組などはアナウンサーが読んでいる原稿をそのまま掲載してくれていたりしますので、こちらもおすすめです。
ある程度中国語がわかるようになってきたら、このような中国人向けの番組で、自分の興味のある分野を学んでみることをおすすめします。
喜马拉雅については以前にも紹介の記事を書いていますので、よかったらご覧ください。