伊藤祥雄さんに暗唱の講師をお願いした3つの理由

2025年1月から始まる来期の暗唱講座では、1年生(上)の講師を伊藤祥雄さんに担当していただくことになりました。

伊藤さんのX(Twitter)

そもそものきっかけは、伊藤さんも暗唱講座の参加者であるということにあります。

伊藤さんは24年の1月に開催した1年生(上)から暗唱講座に参加してくださっており、つい先ごろ1年生(下)を修了されました。

もともとX(Twitter)上で親交があり、伊藤さんが大学の講師をし、NHKはじめ各種媒体で活躍されていることも知っていました。

↓伊藤さんがニュースを読んでいる様子

なので、はじめて伊藤さんが申し込んできたときには、ちょっとギョッとしました。

「すでにプロとして活躍している伊藤さんが満足するものを提供できるかな…?」

とちょっと心配になったのですが、それは杞憂に終わったようで、伊藤さんは毎回とても熱心に取り組んでおられ、1年生(上)の修了後は継続して1年生(下)にも参加してくださいました。

一方、暗唱講座主催者としての私のスケジュールはすでに限界に達していました。

2025年4月からとある学校で講師をすることも決まり、もう新規で開催することはやめようか、ということも考えていました。

しかし、「ひたすら課題を覚えて発表する」というマニアックな会に来たがるヘンタイはまだこのネット界に生息するらしく、「1年生からやりたい」という声もチラホラ聞こえてきていました。

また、上の学年から開始した仲間の中にも「1年生(上)をやりたい」という方がいました。

実は、前に別の方にお願いしたこともあるのですが、私の力不足で参加者が集まらず、そのときは開講が取りやめになりました(C先生、ならびに申し込んでくださった皆さん、その節は本当にすみませんでした。すべて私の責任です)

ただ、一度は頓挫した外部講師の導入を諦めたくない、ということで、新たに一緒に講師をしてくれる方を考えたときに頭に浮かんだのが伊藤さんでした。

「引き受けてくれるだろうか?」という不安とともに打診してみたところ、嬉しいことに承諾をいただき、来期から力強いパートナーとして1年生(上)を受け持ってくれることになりました。

なぜ私が伊藤さんにお願いすることにしたのか、その理由をここに書きます。

伊藤さんに講師をお願いした理由1
「声がいい、発音がめちゃキレイ」

NHKの中国語キャスターをしていたくらいなので、当たり前といえば当たり前ですが、伊藤さんの中国語の発音はめちゃキレイです。

そもそも、趣味で合唱をされているくらいなので、地声自体が良いのですね。

普通に日本語で話しているだけでいい気持ちになるような、ゆったりとした優しい声の持ち主です。

伊藤さんに講師をお願いした理由2
「無遅刻無欠席の安定感」

伊藤さんは暗唱講座では遅刻も欠席もなく、皆勤です。これはとてもすごいこと。

私自身、時々急に出張が入ったり、体調を崩したりしてスケジュールの変更をお願いすることがあり、そのたびにみんなに負担を強いている立場なので、伊藤さんのこの安定感は大変心強いのです。

うわべの能力よりも大事な要素だと思います。(だからといってここで伊藤さんに「休むなよ」と圧をかけているわけではありませんが)

伊藤さんに講師をお願いした理由3
「穏やかで優しい人柄」


Xを観察していると、やたらと人に対して攻撃的な言動をとったり、マウンティングをしたりイヤミを言ったり、嫉妬丸出しの行動をとっている人が少なくありません。

まあ、それもXの醍醐味で、傍から見ていれば面白いこともありますが、そういう人と友達になりたいか、仲間にしたいかというと、難しいところがあります。


そして金魚鉢のごとく狭い狭い中国語界隈でもそういう人がたまにいます。そして私も人のことを言える立場ではなく、決して自分のことを棚に上げて偉そうに批判できません。


一方、伊藤さんがネット上でそういう振る舞いをしているところを見たことがありませんし、実際にお会いしたときの印象もネット上でのそれとまったく異なることなく、初対面なのに店をハシゴして一対一で3時間くらい話し込んでしまいました。

私は決して人付き合いが嫌いなタイプではありませんが、そんなに話好きというタイプでもありません。(だから外国語学習に苦労する)

自分が初対面でもこれだけ楽しく過ごせたのも、ひとえに伊藤さんの人柄のおかげだと思い、伊藤さんと池袋で別れた帰り道、ひしひしと喜びを感じていたのでした。

暗唱に参加する方が一番心配するのは、やっぱり「恥ずかしい思いをしないかな」ということだと思います。

もちろん、人前で、しかも外国語で暗唱をするという、普通の人が人生でそう何度も経験しないことを毎週のようにこなしていくのですから、恥ずかしい思いをしないわけがありません。

だからこそ、参加者のそういう緊張感や恐れを受け止め、勇気を与えられるような雰囲気が求められます。私もまだまだ模索しているところで、完璧とは程遠いところにおりますが、伊藤さんならそれを作ってくれるだろうと確信しました。

そんなわけで、ここに書いた「伊藤さんに講師をお願いした理由」は、そのまま皆さんに伊藤さんが講師を務める1年生(上)への参加をおすすめする理由になります。

まだ若干名、空きがあります。新しい年の始まりに、ぜひ、伊藤さんと新たなチャレンジに飛び込んでみてください。

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おまけ

アイキャッチ画像のために伊藤さんのイラストをAIに描かせようとしたら、こうなりました。