南天中国語ラボ|「発音+暗唱」でゆるぎない基礎をつくる中国語講座

「発音+暗唱」の地道な継続によって中国語を生涯楽しむための学習を提唱しています。「中国の国語教科書暗唱講座」を開催中

メリーゴーラウンドのふりをしたジェットコースター―『中国語はじめの一歩(新版)』

ちくま学芸文庫から、『中国語はじめの一歩(新版)』(木村英樹・著)という本が出ました。 ちくま新書で出版されていたものが加筆修正を経て学芸文庫入りしたものです。 大学生だったとき、この『中国語はじめの一歩』を読んで、体の […]

医療通訳の学習、解剖生理はマンガでイメージを―『まんが 人体の不思議』

医療通訳を学ぶにあたって、「何をどのくらい学べばいいのかわからない」という疑問を持つ方が多いようです。 もちろん、知識はあればあるほどいいのですが、無限に勉強できる時間とエネルギーがあるわけではありません。 わたしが大体 […]

書き写し学習のすすめ

スマートフォンをはじめとするデジタル機器を使った勉強が当たり前になってしまった昨今ですが、わたしは最近「書き写し学習」をしています。 やり方を説明するまでもありません。 ただひたすら、気に入った文章を書き写すだけ です。 […]

ふざけてるようでしっかりツボを押さえた文法の本『チャイ語入門 李先生の中国語ライブ授業』

『チャイ語入門 李先生の中国語ライブ授業』という一冊を紹介します。 いつから始まったのか知りませんが、学生はよく中国語のことを「チャイ語」と呼ぶのですよね。 わたしの母校でも「中国学科」はよく「チャイ科」と呼ばれています […]

中国語に生まれ変わる名前

毎年ゴールデンウィークに行っている作業が、この名前カードづくりです。 大学1年生の授業では、4月と5月をみっちりと発音の習得に費やしています。中国語は漢字を使う言語ですが、この間はほとんど漢字に触れることはなく、ひたすら […]

はみがき模型で発音指導!

4月です。 出講先の大学でも、新入生が入り、まっさらな気持ちで中国語に触れる学生との出会いがありました。 この時期は、新しい外国語に触れる学生たちのキラキラした眼差しがまぶしくて、はりきってしまいます。 中国語の入門とい […]

会話と読解の両方が学べる―『日本人が知りたい 中国人の当たり前』

最初のテキストを終えて、文法事項をひととおり学習した生徒さんの授業で使っているテキストを紹介します。 『日本人が知りたい 中国人の当たり前』(林松濤、王怡韡、舩山明音 著、三修社)という本です。 三修社からシリーズで出て […]

書名はヘンだが役に立つ―『はじめての人の中国語 海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』

今回紹介する参考書は、以前に紹介した『漢語からみえる世界と世間』の著者である中川正之先生の編んだテキスト、『はじめての人の中国語 海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』です。 「はじめての人の中国語」はともかく、「海岸通 […]

中国語を勉強していてよかった

中国語を勉強していてよかった。 中国語を勉強していなかったら、流されやすいわたしは、実際の中国人を知ることもなく、メディアが流す一方的な中国情報を真に受けて「中国むかつく」とか思っていただろう。「中国なんて絶対行かねえ」 […]

タイマーを使って10分音読

いろいろな勉強の仕方があるなかで、わたしが一番好きなのはなんといっても音読です。 教科書でも、小説でも、辞書の例文でも、ニュースでも、ジャンルを問わず音読します。 ただ、普段の仕事もあるので音読ばかりしているわけにもいき […]

豚おじさんのジレンマ

わたしの甥っ子は、まだ言葉が上手く話せなくて「か行」がすべて「た行」で発音される。 「ゆうまくん!」と呼んでいるつもりが、 「ゆうまとぅん!」となっている。 かわいらしくて良い。 いつまでも「ゆうまとぅん!」と呼んでほし […]

「友達」の教師は見守る

FBを覗いていると、昨年度まで第二外国語の授業を担当していた学生が、台湾に行っていることがわかりました。 何かの学習プログラムに参加しているのでしょうか。よくわからない。 「友達」にはなっていますがあえてたずねるのも野暮 […]

皆が本を読まないのはチャンス

「人々が本を読まなくなった」 「出版業界の危機」 「電車内はスマホを使う人ばかり」 そんな嘆きの言葉が聞かれるようになって、ずいぶん経ちます。 ぼくが学生の頃から(もしかしたらもっと昔から)同じことが叫ばれていました。( […]

絵本で学ぶ中国語 ― 五味太郎の『言葉図鑑』

外国語は、初級のうちは教科書を使って体系的なカリキュラムにしたがって勉強していく方が効率がいいのですが、ある程度の水準になってくると、勉強の仕方は自分の好みで選んでもよいと思います。 参考書ばかり使った勉強だと、どうして […]