プロフィール

当サイトをご訪問くださり、ありがとうございます。

このサイトを主宰している岡本悠馬について、紹介いたします。

なぜ、中国語レッスンをしているのか

縁あって18歳のときから中国語を学びはじめ、小さかった自分の世界が大きく広がりました。

外国語を学ぶことで、人はもうひとつの人生を生きられるようになります。一言もわからない、というところから、少しずつ世界が広がり、よちよち歩きをしているうちにいつのまにか遠いところまで旅に出ています。

自分は良き師、良き先輩、良き友人に恵まれた環境で中国語を学ぶことができました。幸運としか言いようがありません。

中国語を使った仕事をするようになって、周りを見回してみると、勉強の仕方に悩んでいる方が大勢いらっしゃることに気がつきました。

学習者がつまづいてしまうのは、ごく些細な部分であることがほとんどです。ちょっとした音の出し方のコツや、考え方を知るだけで、驚くほど理解が深まり、上達していく姿を数多く目にしてきました。

言語の習得は決して才能がものを言うのではなく、正しい知識とフィードバックを得ながら、練習を繰り返していくことで成されていくものなのです。

自分がこれまで教わり、そして自分で試行錯誤して作ってきた学習の方法を、自分の中にだけとどめておくのはもったいないと思っています。回り道も数多くしてきましたし、自分の怠惰を悔いることも少なくありません。今思えば糧になったことは確かですが、後に続く方に同じ苦しさは味わってほしくありません。

自分がゼロから中国語の学習を積み重ね、学んできた第二言語習得法の知識と、培ってきた知見に基づいてレッスンを行います。

「レッスンをしたらそれで終わり」ではなく、一人ひとりに合った学習法を提案し、できるようになるまでお付き合いしたいと思っています。

このような手作りのレッスンをしておりますので、あまり大勢の方にお目にかかることはできませんが、もしもご縁があれば、あなたが中国語のレベルを上げていくために最善の方法を提案いたします。

経歴

岡本悠馬(おかもと ゆうま)

神戸市外国語大学 外国語学部 中国学科 卒業

大学に入ってから中国語を学びはじめました。先生や先輩、同学たちとともにひたすら中国語に打ち込む時間を過ごしました。

在学中に華南師範大学(広東省広州市)に留学。普通話(中国語の標準語)と並行して広東語を学びました。

中国教育部(文科省に相当)主催の「第5回 漢語橋 世界大学生中国語コンテスト」西日本大会で優勝、日本代表として北京で開催された世界大会に出場しました。

「漢語橋(汉语桥)」というのは、世界各国で中国語を学ぶ学生が、それぞれの地域での予選を勝ち抜き、中国で決勝戦を行うというものです。言語能力だけではなく、中国に関する知識や、文化技芸でも競われる大会です。

わたしはこのとき、本当に優勝したくて一生懸命練習をして臨んだのですが、クイズで間違えてしまい、入賞はなりませんでした。悔しくてホテルの部屋で泣いたことをいまでも覚えています(ボランティアの中国人学生に慰められていました)。

負けたことは悲しかったですが、それをバネにさらに勉強に励むことができました。

神戸市外国語大学 学生顕彰を受賞。卒業後、外務省在外公館派遣員として、在上海日本国領事館に勤務しました。

任期満了にともない、帰国後、中国語翻訳者として活動するかたわら、かねてより関心のあった医療分野の学習を始め、3年かけて国家資格「はり師・きゅう師」を取得。

卒後、神戸市に鍼灸治療院を開院し、中国語教室「南天中国語研究所」を併設。

2013年〜2018年 神戸市外国語大学にて「専攻/兼修中国語」「医療通訳・コーディネーター入門」「医療中国語」「中国語学特殊講義」等の科目を担当。

母校である神戸外大で、自分の後輩たちに中国語を教えるという素晴らしい機会をいただきました。

医療知識と中国語を生かし、医療通訳としても活動。神戸、大阪、京都などの病院で通訳を務め、2016年〜2018年、大阪大学医療通訳養成コースにて講師を務めました。

また、中国語弁論大会や日中交流イベント等で日本語と中国語による司会業なども行っていました。

2019年、神戸市外国語大学 非常勤講師を辞職、治療院を閉院し、群馬県の鍼灸治療院「養気院」副院長就任。

「南天中国語研究所」を「南天中国語ラボ」と改称し、オンラインでのレッスンに移行しました。

2023年、養気院の姉妹院である、東京・品川の鍼灸治療院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。

2023年、同時通訳者・放送通訳者を目指してサイマル・アカデミー中国語コースに入学。

著書・訳書

『キクタン中国語 上級編』

『不機嫌な中国 中国が世界を思いどおりに動かす日』

『海角七号 君想う、国境の南』

『曹操 卑劣なる聖人』(1巻・5巻)

その他にも別名義での訳書があります。

これまでに取得した資格

資格を取得していることが、そのまま教育能力の高さ、仕事の水準の高さを表すわけではありませんが、目標を定め、ゴールに向けて自分のレベル上げられることの証明にはなります。

参考までに、これまで取得してきた資格を紹介します。

中国語検定 1級(第63回) 

一般財団法人 日本中国語検定協会 が実施している試験です。

2007年11月実施の第63回で合格しました。中国語の学習をはじめてから5年半くらいです。

認定基準は以下のとおりです。

高いレベルで中国語を駆使しうる能力の保証
高度な読解力・表現力を有し,複雑な中国語及び日本語 (例えば挨拶・講演・会議・会談など)の翻訳・通訳ができること。


(一次)新聞・雑誌・文学作品・実用文などから難度の高い文章の 日本語訳・中国語訳,及び熟語・慣用句などを含む総合問題。


(二次)難度の高い日本語・中国語の逐次通訳。

http://www.chuken.gr.jp/tcp/grade.html

医療通訳専門技能者(中国語)

一般財団法人 日本医療教育財団 が実施している試験です。

認定基準は以下のとおりです。

医療、保健分野における対話コミュニケーションを支援するために必要な関連知識を有し、医療通訳者として対話者間の効果的なコミュニケーションを可能にする十分な能力、技術、倫理を有していることを基準とします。

https://www.jme.or.jp/exam/sb/outline.html

上海外语口译证书(日语高级口译)

こちらは中国で開催されている試験です。

受験記はこちらからお読みいただけます。