中国語独学サポート

中国語独学サポートとは?

なぜ「独学サポート」なのか

孤独な「独学」は難しい

「独学」とひとくくりに言っても、必ずどこかで誰かの助けは借りなければなりません。たとえ教室に通わず自分で本を読んで勉強したとしても、本を書いてくれた著者の力を借りているという意味では、純粋な独学とはいえません。人は、孤独に学ぶことはできないのです。

自転車に乗れるようになる前に、補助輪をつけることがあります。あるいは、後ろから親が自転車を押してやったりします。中国語独学サポートはそれに似ています。独学ができるようになるまでには、誰かが支えてやると、早く自分で走れるようになります。

「教室に通っているが、授業のあるときだけ勉強する」という人は、自転車を押してもらっているだけで、ペダルのこぎ方を知らない人です。自転車に乗りたいと思ったのは、一人でいろいろなところに行きたかったからですよね。だったら、こぎ方を知り、練習を重ねる必要があるのです。

「中国語独学サポート」をやっているわたしですら、中国語以外の分野で何でも独学できるかというと、そうではありません。やはり、はじめは誰かの手ほどきを受け、指針を示してもらうほうが、限りある人生の時間を有意義に使えます。

結局、勉強は一人でするもの

どれだけ優れた教師がいても、どれだけ優れた教材があっても、外国語学習で最後にものを言うのは「一人でどれだけ机に向かって勉強したか」です。

わたしは、中国語を学び、大学などで教えてきた中で、勉強する習慣ほど大切なものはないことを知りました。

「中国語独学サポート」では、ご自身で教科書、参考書を利用して学習を進めていただき、要所要所でアドバイスや学習の管理をします。

「さまよえる初中級者」脱出に向けて

・学習経験はあるが、どうにも伸び悩んでいるという方向けのコースです。

・現在のレベル、家庭環境、学習に使える時間を詳しくお聞きし、独学のための学習プランを立てます。

・市販の優れた教材を使い、無理のないカリキュラムを組みます。

・月1〜2回の面談(計約40分。到達度をチェックし、疑問に答え、必要に応じて発音矯正をいたします。

・受講料には、メール/LINE相談、進度管理、学習プラン作成の料金が含まれています。

中国語独学サポートであなたが得られるもの

勉強の習慣

1日10分の学習でいいのです。毎日続けることに価値があります。そのうちに、1日10分では飽き足らなくなってきます。あなたの「独学欲」が目覚めてきた証拠です。

歩くことを覚えた子どもは、自分の足でどこまでも行こうとします。そのときにはじめて、独学とは何かということがわかります。

余計な回り道を回避

歩きはじめたばかりの子どもに、いきなりハードルを跳ばせようとする親がいるでしょうか。下手をすればケガをして、二度と歩けなくなります。

独学が比較的早い段階で挫折してしまうのは、これに似ています。勉強を志して立ち上がった足、まだよちよち歩きの足に負荷がかかりすぎて、折れてしまうのです。

物事を進めていくのには、段階があります。もちろん、チャレンジ精神は大切です。しかし、ステップの高さや、乗り越え方を知らずに挑もうとすると、簡単に挫折してしまいます。

苦労しているわりには同じところをぐるぐると回っている気がするときも、助言ひとつでいとも簡単に乗り越えられることがあるものです。

犀の角のようにただ独り歩め

ブッダの有名な言葉に、「犀(サイ)の角のようにただ独り歩め」というものがあります。

自分のレベルを上げることができるのは、他ならぬ自分自身の精進以外にありません。

その一方で、ブッダは「サンガ」と呼ばれる修行者の組織を作りました。人は、人の中でさらに自分を高められるということを知っていたのでしょう。

外国語に限らず、学習というプロセスにおいては、このような「孤独でありつつ孤独ではない」という一見矛盾した環境が必要です。

あなたが目指す未来には、中国語というスキルが不可欠なのだと思います。その先へ進むために、中国語独学サポートというものがあることを知っておいていただければと思います。

中国語独学サポート受講の条件

わたしもヒマではありませんので、支援できる方の人数には限りがあります。「自動化」みたいなことができればいいのですが、人のことを本気で支えようと思うと、絶対に時間と労力を割かなければなりませんので。

したがって、受講を申し込む方にあたっては、以下のことを約束してくださることを条件とします。

毎日勉強すること

これにつきます。わたしは支えることしかできません。毎日勉強するのはあなたです。あなたの身体を勉強に向かわせるのは、あなた以外にいません。

「今日は仕事が忙しかったから」

「ちょっと体調が悪いから」

本当に、勉強できませんか? 

1文字足りとも読むことはできませんか?

そんなことはないと思います。

もちろん、身内に不幸があったり、高熱が出たりと、本当にピンチに陥る状況はあるかもしれません。

しかし、「1秒たりとも勉強に割くことができない」という状況はそうそう起こりません。

わたしは、受講していただく方に、かならず毎日勉強することをお願いします。

「毎日1時間」でなくてもかまいません。

忙しいなら、体調が悪いなら、「教科書を1行だけ音読する」とか「音声を1回だけ聴く」だけでかまいません。

その1行が、その1回が、細い蜘蛛の糸となって上達へと導いてくれます。

量は問いませんので、毎日勉強しましょう。そしてそれを続けていきましょう。