嬉しい嬉しい受講生アンケート
発音レッスンを受講してくださったからからアンケートをお送りいただきました。最上段に掲載しています。
レッスンの最後にアンケートをお願いするのですが、「書いてくれるかな? といつもドキドキしています。こちらからの勝手なお願いなので、書いていただけなくてもしかたありませんが、書いていただけると、やっぱり嬉しい。
受講される方は皆さんそうですが、この方も非常に熱心に音の習得に取り組んでおられました。
この方のアンケートで、「正しい発音は、習うより慣れろではなく 習ってから慣れろ」という言葉があることを知りました。まさしくそのとおりだと思います。
外国語はもちろん、楽器でも、スポーツでも、何を学習するにしてもそうですが、最初に資源を集中的に投資してきちんとした指導を受けておくと、誤ったレールに乗ってしまうことが防げます。
大阪から東京に行くつもりで電車に乗ったのに、博多…とはいわないまでも、金沢、とかに向かってしまうのは、やはり避けたいものです。
わたしのレッスンが、正しい軌道に乗るための役に立てていることが嬉しいですし、それだけのものを提供できているという自負もあります。
我以外皆我師
わたし自身もお金を払ってギターを習っていますし、最近は朗読も習っています。中国語に関してはたまたま教える側にいますが、教わる側の気持ちも常に持ち続けていたいからです。
やはりその道で自分よりも何年、何十年も長くやっている人から習うことはとても刺激的ですし、安心感があります。自分の認識の及ばないところから、「実はこうなんですよ」と指摘を受けると、本当に「習っていてよかったぁ」と嬉しくなります。自分では絶対に気づけなかったことだからです。
作家の吉川英治は「自分以外は皆自分の師である」ということを言っていました。本当にそのとおりで、自分が上手く教えられるようになるには、上手く教えてもらえるようになることも必要だと思っています。
だから、自分がレッスンを受けるときには「この先生の素晴らしいところはどんなところで、どうしたらそれが見られるだろう?」ということも考えて受講しています。
そして、ギターや朗読を教わりながら、教える技術についても学ぼうと思ってレッスンを受けているので、二重、三重にトクをしています。
10年、20年付き合いたいと思われる講師になりたい
何かの芸事や、技能を磨くには10年、20年という単位で時間がかかります。
だから、素晴らしい先生とは10年、20年とお付き合いしていきたいと思っています。自分もそんな風に思ってもらえる講師になりたいです。
なので、リピートで受講してくださる方は本当にありがたいです。ちょっと前には、6〜7年前に教えていた生徒さんから「また受講したい」というレッスンの申込みがありました。講師冥利につきるとはこのことです。
そんなわけで、わたしにとって受講してくださる方との縁は人生の宝物です。