《三联生活周刊》を听写(書き取り)、シャドーイング教材として使う【無料】

听写(書き取り/ディクテーション)やシャドーイング教材としてうってつけのサイトがあったので紹介します。

(スマホではうまく表示できないので、PCでの閲覧を推奨します)

三联生活周刊

https://www.lifeweek.com.cn/magazine

中国で一番よく読まれている週刊誌(之一)です。わたしも中国にいたときは時々買っていました(読んだとは言っていない)。

社会問題の特集が多く、今、中国の社会で何が注目を集めているのか、表紙を眺めているだけでもなんとなくわかってきます。

特集記事が無料で読める・聴ける

この雑誌の特集記事の何本かが毎号無料で閲覧できます。

さらに、記事を全文読み上げた音声が聴けるという素晴らしいサービス。

ページにある再生ボタンを押すと、読み上げてくれます。

2023年第19号の特集記事 “00后”求职前要跨过的N道坎 (2000年代生まれが就職前に乗り越えなければならない無数のハードル)

を見てみましょう。

今どき珍しく、サイトのスマホ対応が不十分なので、字が小さくて大変です。PCでの閲覧をおすすめします。

本文はこんな感じです。

さらに下の方まで続く

今回(2023年19号)の記事はかなり長く、音声は30分を超えます。毎回こんなに長いわけではなく、10分くらいで終わるものもあります。

毎週更新されているので、わたしのような普通の学習者は無料記事だけでお腹いっぱい練習できそうです。

バックナンバーの特集記事まで読める

しかも、バックナンバーの特集記事まで無料で閲覧し、音声を聞くことができるので、もうそれだけでいやになるほど勉強できるでしょう。時事中国語の教科書として最強すぎるコンテンツ。

もちろん、「全部読みたい!」という方は電子版を購入されるとよいでしょう(中国の携帯番号とかが要るので、ちょっと難しいですが)

中国の社会を知り、時事用語を学べる

この雑誌を使った学習の何よりの利点は、何よりも中国の社会を垣間見て、そこで使われている言葉を知れることでしょう。

今回の記事を読んでいても、辞書に載っていない単語がたくさんありました。いちいち調べるのが大変なので、わたしは「コレ」と思ったもの以外はそのまま流します。わからないものは前後の文脈でなんとなく意味がわかってくると思います。

わたしのように、長く中国に行くことができず、日本国内で中国語を学んでいる者にとっては本当にありがたいサイトです。

わたしはこれまで、NHKの中国語ニュースを使ったシャドーイング練習をおすすめしてきましたが、どうしても話題が日本中心になりますので、ニュースを使った勉強には日本のものと中国のものを両方バランスよく使っていくことを強くおすすめします。

以前書いた記事です

しかし、このクオリティと量を無料で閲覧して勉強できるとは、つくづく中国語学習者は恵まれているな、としみじみ感じる毎日です。

もしもおすすめのサイトが他にもあれば、教えて!