7月から「中国語独学サポート」というサービスを始めました。
本気で中国語の上級者になりたい「さまよえる初中級者」向けの「独学サポート」を始めます。
正しい発音、リスニング力、文法知識、作文力を総合的に身につけます。
ラクではありませんが、留学しなくても中検準一級くらいは合格できます。ご関心あるかたはDMください。— 岡本悠馬 (@yuma_okamoto) 2017年7月1日
おかげさまで、ツイートの直後からお問い合わせがあり、入会者も増え続けています。昨夜もお一人と面談し、入会していただくことになりました。
この独学サポートは、20歳のころの自分に向けたものです。
当時、わたしは中国語専攻の学生で、悶々と日々を過ごしておりました。
学校の課題はそれなりにこなしているが、上達しているという実感がもてない。言いたいことも満足に言葉にできない。
このまま卒業しても、中国語がちょっと上手いくらいで何もできない人間(今でいう、「ノースキル文系」)になるしかないのではないか、と危機感をもっていました。日本語の恐ろしく上手な中国人はいくらでもいるのです。多少中国語ができるだけでどうにかなるというものでもないというのは、痛いほどわかっていました。
中国語専攻といっても授業はヌルいものが多く、一時期は「もう中退してしまって中国に行っちゃおうかしら」ということも考えました(結局、辞めることはできず卒業してしまいましたが…)。
それなら自分で勉強をしなければならないのですが、いったいどうしたら上達するのか、その道筋がさっぱりわからない。英語だってそんなに真面目に勉強してこなかったのです。
街なかの教室にもいくつか通ってみましたが、そこでも自分を徹底的に鍛えてくれるようなところはなく、お定まりの教科書を読んでいくだけだったり、留学生のバイト講師が行き当たりばったりでテキトーな授業をするところにしか出会うことができませんでした。
(いま思えば、大学の先生にでも個別に相談して、別に課題を出してもらっていたらよかったかもしれませんが…)
こうなったら自分でカリキュラムを組んで自分を鍛えていくしかない、と思い、外国語学習に関する本を読み、豊かになってきた中国語教材を求めて本屋に出かけたりと、いろいろと工夫をしてきました。
いま思えば、その試行錯誤こそが勉強になったわけですが、無駄もたくさん経験してきました。
だから、独学サポートは「20歳のころの自分がいまの自分に相談してきたら、こんなアドバイスがしたいな」という思いでやっています。(20歳のころの天邪鬼な自分が、ちゃんと言うことを聞いてくれるとは思わないけど…)
勉強の仕方を考えるのも勉強、とはいいますが、他の人からの視点で得られるものもまた大きいはずです。
受講生の中国語人生で、たとえ短い時間であっても何かしらプラスになることを提供することができればいいなと考えています。
ご関心のある方はお問い合わせフォームからご相談ください。学習の悩みに寄り添って、解決に向けたアドバイスができると思いますよ。