【11/11追記】1年生(上・下)と2年生(上)は満席となりました。キャンセル待ちをするか、2年生(下)への参加をご検討ください。
2024年1月開催の暗唱講座の参加者を募集します(すべて初参加OK)
2022年9月から「中国の国語教科書で学ぶ暗唱講座」をスタートしました。
今回の募集は第4期となります。
24年1月開催の今回、募集するのは以下の4講座です。
いずれも全15回、月に3回のペースで5ヶ月間かけて課題文をすべて暗唱していきます。
1年生(上)火曜日20:30
1年生(下)金曜日20:30
2年生(上)水曜日20:30
2年生(下)木曜日19:30
お申し込みは基本的に先着順となりますが、ミスマッチを防ぐため、フォームへのご記入の内容も参考にいたします。
残念ながら今回参加できなかった場合、2024年7月に開催予定の次回講座に優先的にご案内いたします。
お申し込みの前に、概要・コンセプトを紹介したこちらのページを先にご覧ください。
日程とカリキュラム
1年生(上)
2024年1月9日スタート
火曜日 20:30〜21:30(月3回ペース)
※終了時間は人数、進行度によって前後することがあります。時間に余裕をもってご参加ください。
上記ページは登録を求められることがあります。見られない場合はこちらをご覧ください。
年月日 | 内容 | |
1 | ’23 1/9 | オリエンテーション・自己紹介 上学歌 / 天地人 / 金木水火土 / 口耳目 / 对韵歌 / 一片两片三四片 / 咏鹅 |
2 | 1/16 | 说话 / 在一起 / 过桥 / 绕口令 |
3 | 1/23 | 秋天 / 小小的船 / 江南 / 四季 |
4 | 2/6 | 小松鼠找花生 |
5 | 2/13 | 画 / 大小多少 / 小书包 / 日月明 / 升国旗 |
6 | 2/20 | 拔萝卜 |
7 | 3/5 | 影子 / 比尾巴 / 青蛙写诗 |
8 | 3/12 | 中間テスト |
9 | 3/19 | 悯农 / 雨点儿 / 古朗月行 / 谁会飞 |
10 | 3/26 | 明天要远足 / 大还是小 |
11 | 4/9 | 项链 / 种瓜得瓜 / 雪地里的小画家 |
12 | 4/16 | 猴子捞月亮 |
13 | 4/23 | 乌鸦喝水 / 风 / 春节童谣 |
14 | 5/7 | 小蜗牛 |
15 | 5/14 | 最終テスト |
1年生(下)
2023年1月12日(金)スタート
金曜日 20:30〜21:30(月3回ペース)
※終了時間は人数、進行度によって前後することがあります。時間に余裕をもってご参加ください。
上記ページは登録を求められることがあります。見られない場合はこちらをご覧ください。
年月日 | 内容 | |
1 | ’24 1/12 | オリエンテーション・自己紹介 / 吃水不忘挖井人 / 春夏秋冬 |
2 | 1/19 | 一个接一个 / 姓氏歌 |
3 | 1/26 | 四个太阳 / 小青蛙 |
4 | 2/9 | 小公鸡和小鸭子 / 动物儿歌 |
5 | 2/16 | 树和喜鹊 / 古对今 |
6 | 2/23 | 怎么都快乐 / 操场上 |
7 | 3/8 | 夜色 / 春晓 |
8 | 3/15 | 端午粽 / 赠汪伦 |
9 | 3/22 | 彩虹 / 静夜思 |
10 | 4/12 | 荷叶圆圆 / 寻隐者不遇 |
11 | 4/19 | 要下雨了 / 人之初 |
12 | 4/26 | 文具的家 / 池上 |
13 | 5/10 | 一分钟 / 小池 |
14 | 5/17 | 猴子下山 / 敏而好学,不耻下问 |
15 | 5/24 | 棉花姑娘 / 画鸡 |
2年生(上)A
2024年1月10日(水)スタート
水曜日 20:30〜21:30(月3回ペース)
※終了時間は人数、進行度によって前後することがあります。時間に余裕をもってご参加ください。
上記ページは登録を求められることがあります。見られない場合はこちらをご覧ください。
年月日 | 内容 | |
1 | ’24 1/10 | 我是什么 / 树之歌 |
2 | 1/17 | 植物妈妈有办法 / 梅花 |
3 | 1/24 | 曹冲称象 / 拍手歌 |
4 | 2/7 | 玲玲的画 / 小儿垂钓 |
5 | 2/14 | 一封信 |
6 | 2/21 | 妈妈睡了 / 己所不欲,勿施于人 |
7 | 3/6 | 黄山奇石 / 登鹳雀楼 |
8 | 3/13 | 日月潭 / 望庐山瀑布 |
9 | 3/27 | 葡萄沟 |
10 | 4/10 | 我要的是葫芦 |
11 | 4/17 | 八角楼上 / 江雪 |
12 | 4/24 | 难忘的泼水节 / 夜宿山寺 |
13 | 5/8 | 雪孩子 |
14 | 5/15 | 狐假虎威 / 敕勒歌 |
15 | 5/22 | 纸船和风筝 |
2年生(下)A
2024年1月11日(木)スタート
木曜日 19:30〜20:30(月3回ペース)
※終了時間は人数、進行度によって前後することがあります。時間に余裕をもってご参加ください。
上記ページは登録を求められることがあります。見られない場合はこちらをご覧ください。
年月日 | 内容 | |
1 | ’24 1/11 | 找春天(4) 村居(1) 咏柳(2) |
2 | 1/18 | 邓小平爷爷植树(9) 赋得古原草送别(13) |
3 | 1/25 | 雷锋叔叔,你在哪里(16) |
4 | 2/8 | 千人糕(19) |
5 | 2/15 | 神州谣(29) 彩色的梦(42) |
6 | 2/22 | 传统节日(31) 弟子规(69) |
7 | 3/7 | 枫树上的喜鹊(45) |
8 | 3/14 | 沙滩上的童话(48) |
9 | 3/28 | 寓言二则(57) 失信不立 他(55) |
10 | 4/11 | 画杨桃(60) |
11 | 4/18 | 雷雨(74) 晓出净慈寺送林子方(71) 绝句(72) |
12 | 4/25 | 太空生活趣事多(79) |
13 | 5/9 | 蜘蛛开店(89) 悯农(其一)(83) |
14 | 5/16 | 祖先的摇篮(102) 舟夜书所见(113) |
15 | 5/23 | 羿射九日(108) |
※いずれも最少開催人数は5人です。
「A」という表記について
2年生(上)と2年生(下)に「A」という記号がついています。
2年生以上になると、分量的に15回で一冊すべてをこなすことができなくなりますので、課題作品を精選してカリキュラムに入れています。
今期開催する「A」と、来期(2024年7月)に開催予定の「B」は、登場する課題作品に異なるものがあります(2年生では「A」と「B」共通のものが多数です)。
再受講も「A」と「B」の区別なく、どちらにでも参加することができます。(初参加で「A」に参加した方が、2回目で「B」に参加する場合に再受講料金を適用されます(その逆も可))。
講座の進め方
実際にどのように進めているのかを紹介します。
すべてzoomでオンライン開催です。
【事前準備】課題を配布、自分で全文覚えてもらう
これをしなければ始まりません。
講座の当日までにその回の課題文をすべて暗唱できるように練習してきていただきます。もちろん、暗唱の方法は自由です。
【当日・前半】課題文の暗唱を発表
講座は2部に分かれています。
まず前半では、覚えてきたその回の課題文を順に発表していただきます。カンニングをしていないことを示すため、閉眼、もしくはアイマスクをして発表していただきます。
ちなみに、発表順は挙手制です。心の準備ができた人から行ってもらいます。
【当日・後半】過去の課題を瞬間作文方式で発表
一度発表した課題文はそのままにしていると忘れてしまいます。それを防ぐため、後半では過去に出てきた課題文を、文もしくは段落ごとにシャッフルし、日本語から中国語に訳す形で発表していただきます。
いわゆる、瞬間作文や、短文暗唱というものになります。
回を追うごとに課題作品は増えていきますので、その分だけ負担も増えていきます。
しかし、繰り返し暗唱した作品は文字通り瞬間的に口から出てくるようになるので、冒頭を数文字読んだだけで、すぐに全文が中国語で口をついて出てくるようになってきます。
ちなみに、後半はランダムで指名して発表していただきます。いつ自分の番が回ってくるかわからないドキドキを味わってください。
以上でだいたい1時間〜1時間半くらいの時間です。これを月3回のペースで15回繰り返します。
飽きずに暗唱を続けるために
参加者には以下のような形で、長丁場を乗り切るためのお手伝いをしています。
参加者同士のグループにご招待
参加者同士のオンライングループに招待します。同じ課題に挑む者同士で励まし合いながら長期間のマラソンを乗り越えます。
内容についてわからないところ、学習の仕方などを質問することもできます。
もちろん主催者である岡本が回答しますが、これまでの経験でいうと、参加者は初級者から上級者までさまざまなバックグラウンドをお持ちです。
そのため、これまで開催した講座ではベテランの学習者がから学習のための有益な情報が提供されたり、初級者のためにアドバイスをしてくれたり、といったことがありました。
オリジナル教材を提供
当たり前のことですが、中国の国語の教科書は中国人が学ぶための教材なので、そのままでは使えません。日本人が学ぶためには補助教材が必要になります。
この講座では、全文のピンイン、日本語訳を付け、読解のための解説を付けたオリジナル資料と音声を配布しています。
読み解き、理解し、覚え、出力できるようになる、という多面的な力を培います。
暗唱の前提となるのは「完全な理解」です。ただただ丸覚えさせるのではなく、理解し、味わい、楽しんだ文章を覚えることを大切にしています。
再受講制度について
今期から、既習者向けの再受講制度をはじめます。
これまでに暗唱講座に参加したことのある方で、所定の条件を満たしている方は、通常の参加費から大幅に割引した料金で参加できます。
再受講料金 ¥10,000(通常の参加費 ¥52,500)
※再受講料金適用の条件
1.ご自身が参加した講座で、全15回のうち10回以上(2/3)出席していること
2.当該の講座の定員に空きがあること(新規の方を優先しますので、空きがない場合は再受講枠は設けません)
一生懸命覚えたものも、いつのまにか忘れていってしまいます。
「ちょっと記憶が怪しくなってきたけど、一人だとモチベーションが保てるか自信がない」
といった不安や、
「一度参加したけど、自分の勉強に納得できなかったから、もう一度チャレンジしたい」
といった思いに応えるためにこの制度を設けました。既習者の方はよろしければこちらもご検討ください。
お申し込み方法
希望する講座の画像をクリック/タップしてフォームからお申し込みください。
学年、上下巻問わず、どれから始めていただいても構いません
(お申し込みの前に、ご案内ページの「「用意するもの」と「受講にあたってのお願い」をご確認ください)
発音グループレッスンを同時開催します
暗唱をしていく上で、最も気にかけなければならないことは「正しい発音ができているかどうか」です。
通じない音で繰り返し音読してしまうと、間違った音が頭に刷り込まれてしまい、どんどん記憶が強化されていってしまいます。その結果、後から改善させることが難しくなります。
発音に不安を持っている方のために、暗唱講座と並行して発音レッスンを行います。少しでも心配な方は参加されることを強くおすすめします。
教材
第1回までに各自でご用意ください。
発音レッスン受講料
¥15,000(税込み)
(暗唱講座参加者のための特別料金 90〜120分×5回・税込)
レッスン時間は参加者の数に応じて調整します。最少開講人数は5人です。
受講者数 | レッスン時間 (途中休憩あり) |
5〜7人 | 90分 |
8人 | 100分 |
9人 | 110分 |
10人 | 120分 |
暗唱講座の中でも、希望者には必要に応じて発音についてのアドバイスをしていく予定です。
今はまだ発音に自信のない方も安心してご参加ください。
発音レッスン日程(日曜 午前9時〜)
第1回 | 1/7(日)9:00〜 |
第2回 | 1/14(日)9:00〜 |
第3回 | 1/21(日)9:00〜 |
第4回 | 2/11(日)9:00〜 |
第5回 | 2/18(日)9:00〜 |
第1期 開催レポートと参加者の声
第1期 1年生(上)が終わったときの私のレポートと、参加者の皆さんからいただいた感想を紹介しています。
どんな雰囲気なのかを知るための参考にしてください。
暗唱講座 参加費
暗唱講座:¥52,500(税込)
暗唱講座+発音レッスン:¥67,500(税込)
暗唱講座 再受講:¥10,000(税込)
暗唱講座再受講+発音レッスン:25,000(税込)
メールにてお伝えする銀行口座に一括でお振り込みをお願いします。お振込手数料はご負担ください。
よくあるご質問
Q1. 発音に自信がありません
確かに、覚える際に間違った音で記憶してしまうと、後で修正することが困難になります。
発音についても必要に応じてアドバイスしています。
暗唱講座参加者向け発音グループレッスンも開催しますので、必要に応じてご参加ください。
全15回が終わる頃には発音も必ず向上しています。
Q2. 予定が入っていて参加できない回があります
リアルタイム参加が理想ですが、欠席される場合でも事前にご自身で暗唱した様子を動画に撮ってお送りいただければ出席扱いとします。
どうしても都合がつかない場合は欠席でOKです。
Q3. 記憶力が悪いので、覚えられるかどうか自信がありません
最初は短いものから始まりますので、少しずつ慣れていけると思います。
とにかく毎日少しずつ、コツコツやることです。
ここで努力すれば、毎日少しずつ勉強する習慣をつけられるようになります。
Q4. オリジナル教材だけ販売してもらえませんか?
暗唱に参加してくださるための方に特別に制作しているものなので、非売品となります。申し訳ありません。
最後に―暗唱で人生は変わらない
こういった講座の募集では、すぐに「人生が変わる」ことを強調して参加者を集めようとします。
「外国語の学習によって明るい人生が開ける」
「これまでの自分ではない新しい自分になれる」
ということを訴えるのが、いわゆるマーケティングの常套手段です。
それを否定はしません。わたしも、外国語を学ぶことによって人生が変わり、新しい自分になれたと思っている人間の一人です。
しかし、そう感じられるようになったのは、何年も何年も時間をかけて続けて続けた後のことです。
外国語の学習は地道な努力の積み重ねです。
そんなこと、誰でも知っているはずなのに、忘れてしまう。
ある程度できるようになったらなったで、新しい課題がやってきます。「もうこれで大丈夫!」と思える日などやってきません。
半年ほどかけて、1年生や2年生の教科書を一生懸命覚えて、それで中国語を「マスター」できるわけがありません。そのような「即効性」を求めて参加すると、失望するかもしれません。
しかし、1年半、毎週のように真面目に課題を暗唱してきたわたしだから言えることですが、たしかに、じわじわと「何かが来ている」感覚はあります。
頭の中で、言葉が小さなうねりとなってきているような、無意識下に地底湖のように、巨大な言葉の湖が一滴一滴溜まってきているような感覚です。
実際に大量の暗唱をしてきた人間でなければわからない「感覚」があります。
一応、実利的なことも言っておくと、確かに話すときに言葉がすぐに出てくるようになり、語彙は着実に増えています。
これを3年、4年、5年、そして6年間続けた先に何があるのか、まずは自分が率先して見に行ってみるつもりです。
あなたも一緒に、その世界を見に行きませんか?
ご参加を心よりお待ちしています。