第1期「思う存分練習できる―中国語発音トレーニング」が終了!

「グループレッスン食わず嫌い」からの脱却

3月に募集をかけ、4月8日から5月5日まで、全5回の日程で開催した「思う存分練習できる―中国語発音トレーニング」の第1期が無事に終わりました。

ご案内のページにも書いたのですが、わたしはマンツーマンのオンラインレッスンそのものは5年ほど前から行っておりました。経験自体はそれなりに長いのですが、どういうことかグループレッスンをすることには(謎の)不安感を抱いており、これまで一歩を踏み出すことができずにいました。

「ヘンな間ができたらどうしよう?」とか「一人ひとりをちゃんとみるにはどうしたらいいんだろう」とか、生じてきた問題が解決できず、踏み切ることができませんでした。

しかし、慣れ親しんだ環境に安住していれば、いずれ停滞、衰退していきます。「グループレッスンの中で一人ひとりをみる」ための具体的な方法も思いついたところで、開催を決め、募集をかけました。

「本当に集まってくれるのかな?」

という不安をよそに、定員の6名は即日満員となりました。たくさんの方がリツイートやいいねをしてくれたことにも胸が熱くなりました。

定員はなぜ6名にしたのか?

一言でいえば「勘」です。

教室で教えていたときは、1クラス40人とかを当たり前にこなしていましたが、さすがにオンラインでそれは厳しいであろうことを予想しました。

「一人ずつの音を聞いて、その場で的確なフィードバックが出せる規模にしたい」

そう考えていました。「できるような気になった」レッスンではなく、胸を張って「できるようになった」と言ってもらえるものにしたかったのです。

「普段マンツーマンでやっている50分ではちょっと短すぎるから、ひとまず90分にしておこう。その90分で細かくみることができるのは……6人くらいかな?」と計算……計算というか、勘をはたらかせて出した人数でした。

結果的にはこれが的中し、ほぼ自分がイメージしたとおりにレッスンを進めることができ、受講者の皆さんからも好評をいただくことができました。

「中級編」開講決定

レッスン中、どんどん上達していく6人を見ていると「もっとみんなが伸びていくのを見たいなぁ」という“欲”が頭の中に忍び込んできました。テキストも分厚いものなので、90分×5回ではこなしきれないこともわかっています。

それで、最後のときに「『中級編』を開催します」と宣言しました。終了後のアンケートで意向を尋ねてみたところ、なんと全員が「YES!」の回答(ひとりはマンツーマンを希望)。

「半分くらい残ってくれたらいいな」と考え、後に控えている第2期の中から希望者を募って、第1期・第2期混合メンバーで開催しようと考えていましたが、アンケートの結果を受けて急遽方針を転換。第1期のメンバーだけで6月に中級編を開催することを決めました。

第3期もやるよ

昨日の夜、第2期のグループレッスンがスタートしました。

第1期が成功裏に終わったにもかかわらず、やっぱり初回の直前は緊張しました。緊張のせいか、軽い頭痛も覚えつつ本番を迎えたのですが、それは杞憂に終わりました。

第2期のメンバーもノリがよく、こちらの呼びかけにも積極的に応えてくれます。不安は開始5分で消え去りました。

一緒に良い空間を作ろうとしてくれている皆さんの気持ちが本当に嬉しかった。レッスンの場というのは講師ひとりでは作れないということを痛切に感じました。

そして、第2期も順調に滑り出したところで、第3期も開講してみようという気持ちが高まってきました。今度は「中級編」の開講を前提に「初級編」と銘打って募集をかけてみることにします。

わたし自身もひとりの参加者として暗唱課題に取り組む「5年後の自分に感謝される―中国語の足腰をつくる暗唱講座」(満員御礼)の第1期も迫っておりますし、あまり無理はできませんが、必要としてくれる方がいるのなら、もう少しがんばってみようかな、という思いです。

ご関心をもってくださった方は、ぜひ参加を考えてみてください。

第1期のみなさん、ありがとうございました! 中級編でまたお会いしましょう!